恐怖のホームステイ初日から一夜明け、まさかのロンドン到着翌日からいきなり語学学校入学というハードスケジュール
緊張と興奮に襲われながら起床し、恐る恐るリビングへ
ステイ先のママが朝食を作っていてくれていた
もちろんこれも最初からホームステイの契約プランに入ってるわけなんだけど、 朝食作ってもらうなんて実家じゃなきゃやってもらえないことだしなんだかほっこりした
これがそのほっこりした朝食
↓
シリアルとコーヒー
ロンドン初の朝食
シリアルとコーヒー
いいんです。わざわざママが早く起きて朝から用意してくれたんです
おしゃれなヨーロッパ感満載なパンに、ロンドンならではの紅茶
そういったものは出てきません。これはホームステイあるあるです。本当です
もちろん家にもよりますがだいたいこんなもんです
もし、これから海外に留学を控えていてホームステイをするのであれば、大きすぎる期待を持つことはオススメはしないです
ただ、国にもよるかとも思うのであくまで参考までに
いいところに当たったらラッキーぐらいがちょうどいいでしょう
当たり外れの差がエグいです。僕の家はまだいい方です。とにかく人が優しかったから
ひどいところはシャワーの時間も10分以内ときっかりと決められたり、 最低限のご飯だけ出したらもうプイッ、みたいなこともあります
僕のとこはご飯はこんな感じだけど、
「この辺のフルーツとか遠慮しないで食べていいわよ。ここはあなたの家なんだから」
と、なんだかんだ家族として迎えてくれました。ほっこりです
ホームステイっていうのはそういう海外からの留学生とかを 向かい入れるのが好きな家庭もあれば、ただのビジネス、お金稼ぎとしか考えていない家もあります
すんごいアットホームでご飯も伝統的なその国の料理を出してくれたりする家に当たった人は僕の周りには少なかったです
あくまで僕の周りではの話なので、もしかしたらもっと良い家庭に当たった人もいるかもしれないです
でも、話を聞いているとやっぱりこういうあっさりした家庭が多いみたいです
で、そのシリアルとコーヒーを頂き、いよいよ語学学校へ
初めてのロンドンの地下鉄。この家から学校の最寄り駅までは少し遠かった
しかもまだ現地での携帯も契約してないから途中で迷ってもマップなんて使えない。乗り換え案内のアプリなんていうのもよくわからない
だから家を出る前に路線図を何度も確認し、どこで降りてどの路線に乗り換えるのか、降りた駅から学校まではどうやっていくのか、念入りに確認した
そしていよいよ出発
家から最寄り駅までは歩いて15分ほど。ママにはバスで行った方が早いと言われたが、そんなもの乗り方がわかるはずもない
まだ到着して二日目なのだから。バスに乗るなど怖すぎる。アラブのタクシー並みに、怖い
だからビビりながら歩いてなんとか駅に到着
なんとか、と言っても家から駅までは直線なのだけど
だがここで、いきなり問題が発生してしまった
切符の買い方がわからない
もちろんネットなどで買い方やらなんやらは確認していたけど、いざ来てみたら頭が真っ白になった
ママににも事前に教えてもらったけど当時の英語力ではしっかり聞き取ることはできなかった
確か1日乗り放題的なのもあれば一週間乗り放題的なやつとかもあるとかなんとか
本当はオイスターカードっていう日本で言うSuicaのようなものが一般的なんだけど、それもよく買い方がわからない
ちなみに、ロンドンは「ゾーン制」であり、どのゾーンからどのゾーンまでかを指定してオイスターカードを購入すれば、そのゾーン内はいくらでも電車もバスも期間内は乗り放題
日本みたいに駅から駅の指定じゃない分これはありがたかった
でもこの時はそんなこともよくわかっておらず、とにかくここでキョドッていたら学校に遅れると思い、勇気を出して窓口っぽいところへ
「この駅まで行きたい」的なことを伝えるもイギリス人の英語攻撃で僕は瞬殺された。全く理解できなかった
でもかろうじて聞き取れたのが、1日乗るのかなんなのかどうたらこうたらみたいなことだった
なんとなくわかった僕はとりあえず一日乗車券のようなものを買った(気がする)
そしてまたビビりながら、遂に電車に乗った
とにかく狭い
ロンドンの地下鉄は屋根が丸くなっている
チューブ状の形をしていることからロンドンぴーぽーは「tube」と呼ぶ。路線図もtube map と書かれている
だがここでまたハプニングが起こってしまった
まさかの路線図を家に忘れたのだ
あれだけ確認し、これ忘れたら死ぬなと思っていたのに、忘れたのだ
ロンドンの路線図は慣れないとかなり複雑。本当に終わったと思った
だけど必死に記憶を辿り、どこの駅で乗り換えなければいけないのか必死に思い出した。そして曖昧だったけど、なんとなくのところで降りた
Bankという駅だったかな。そして駅の路線図で確認したら間違いではなかった
自分の記憶力に興奮しながら無事に乗り換え、なんとか学校の最寄駅に到着
「Euston」という駅
そんでまた問題発生。Euston駅は思っていたよりだいぶ大きかった
駅から学校まで近いことはわかっていたので、完全に油断していてどの出口かまでは確認していなかったのだ。着けばわかるっしょ的な軽いノリでいた
焦った。このままでは遅刻してしまう
初日から遅刻など日本人としての誇りが許さない。だがそこで焦った僕はとてもいいことを思いついた
そう、
駅員さんに聞く、ということだ
初の海外で駅で道を聞くなど恐怖でしかないが、やるしかない
デカめな「Information center 」みたいなのがあったので、そこで「この近くの語学学校に行きたい」と言ってみた
日本でもこんなに人に道を聞くなんてなかったのに、こっち来てもう二回も人に自分から話しかけた。これが海外マジックというものだろう
するとその駅員さんは、どうやら僕の前にも同じことを聞いた人がいたらしく、僕のつたない英語でもすぐに理解してくれた
そんで「そこから出たらすぐそこだよ。でかいからすぐわかるよ」と教えてくれたのだ
やっぱりロンドンぴーぽーは紳士的でイケメンである
言われた通り出てみると本当にすぐだった
「ECロンドン」
外国到着二日目にして自分の力で ここまで来れたことに興奮した
次のお話はこちら>>ロンドン語学学校”ECロンドン”の初日はテンパりと緊張でちびりかけた
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