ロンドン語学学校”ECロンドン”の初日はテンパりと緊張でちびりかけた

無事に語学学校についた僕はいよいよ学校内へ。ただただ緊張していた。緊張以外の何者でもなかった。

 

ちびりそうだった。いや、ちびっていたかもしれない。それすらもわからないほど緊張していた。ちびっていたのだろうか…

エレベーターから降りると、いきなり受付のような所に着く。

 

緊張した。なんて言えばいいのだろう。「今日から入学します」と英語でなんと言えばいいのだろう。言えるかなぁ怖いなぁ怖いなぁ

そう思いながら受付に行った。

 

「あぁ…Ah…あ、あぃ…あぃむ…」

 

もうテンパった。

 

とにかく困ったら「Ah…」だ。これで相手側に察せさせる。俺は今日からなのだ。今日から入学なのだ。どうしたらいいのだ!というのをこの戸惑いを表す「Ah…」に集約させる。なんと万能な言葉なのだろう。

 

この作戦はうまくいった。

 

「今日から入学ですね?」的なことを向こうが言った。こちら側の「Ah…」に含まれる気持ちが届いたのか、初めて来た留学生がみんなこんな感じなのかわからないが、向こうもやはりプロ。すぐに気づいてくれた。

 

嬉しそうに僕は「い、Yeah!」とだけ答え何かその辺で待っとけ的な感じだったので待機した。

 

「Yes」ではなく「Yeah!」ということでそれっぽさを醸し出し、英語喋れる感を出しておいたのだ。これで完璧だろう。

 

そして時間が訪れた。どうやらクラス決めの試験をやるらしい。日本人の特徴としては筆記試験は得意、スピーキングが苦手、とよく言われている。僕はその典型的なタイプだった。

 

別室に連れて行かれ、いよいよスピーキングのテストが始まる。

先生と1対1で話すのだ。恐怖でしかない。相手は爽やかイケメンブリティッシュだ。こんな人間今まで自分の周りにはいなかった。

 

緊張しすぎてどんな内容だったかあまり覚えてないが、おそらくまともに答えられたのは、「あ、あぃむふろ〜むじゃぱん…」

くらいだろう。僕はちびっていたのだろうか…

 

そして次に筆記テスト。これはいけるだろうと思った。

 

だが、問題を解いていくと、全くわからない。

というかもう緊張しすぎて集中なんかできなかった。でも周りの人たちがすらすら解いていくのがシャーペンの音でわかる。僕も負けじととりあえず書いているカリカリ音だけ出しておいた。大きめのボリュームで。

 

そして今度はリスニング。もうこれは完敗だった。本当に全くわからなかった。

おそらく1問もわからなかった気がする。記号で選ぶ方式だったので一心不乱に適当に選んだ。無の境地だった。ゾーンに入っていたのだ。

 

これが英語なのか…そんなはずはない…え…英語なのこれ…え…俺ちびってんの…?

 

そんなことで頭がいっぱいだった。

 

そしてテストが終わると、今度は何かやたら広いスペースにその日入学する生徒全員が連れて行かれた。

何が始まるのだろうか…こわい。

 

すると先生方と思われる方々が続々と集まった。これからの流れを説明するらしい。そんなこと、意味がない。

だって、聞き取れないのだから。

先生がたまに冗談を言うとみんなが笑うので、それに合わせて僕も笑っておいた。とりあえず。

 

そしてなんか知らないがグループを作れ的な流れになった。僕はこういうのが大嫌いだ。だいたいこういうとき、僕はあぶれる。

 

人見知りでシャイでロマンチストでフェミニストでサンフランシスコな僕は積極的に輪に入っていけるタイプではない。でも何やかんやとりあえずグループができた。フェミニストの詳しい意味はわからない。

 

これからこのグループでゲームをするらしい。プリントが配られ、実際に学校の外に出る。

そのプリントには何やら外のメジャーな建物やお店に関する英語が書いてあった。

それがどこのことなのか、英語を読み取りながら実際に自分たちで調べて確認してこいとのことだった。どのグループが早いか競争的なやつだ。

 

英語は楽しく、ゲーム感覚でみんなの緊張をほぐし、さらにグループを作ることでその日入学するみんなの距離を近づけようという魂胆だろう。

 

そんな作戦にまんまと引っかかる僕ではない。

極度の人見知りのロマンチストのアルケミストのポメラニアンをフルに発揮してやった。日本語でさえ自分から積極的に話すタイプではないのに英語で話すわけがないだろう。

まったくイギリス人の考えていることはわからない。そしてアルケミストというのは調べてみたら、錬金術師のことであった。念のために言っておくが僕は錬金術師ではない。

 

そんなこんなでその同じグループのやつらと外に出た。お互いしょぼい英語を使いながら必死に会話をした。

そしてプリントに書いてある場所を探しながら学校の周辺を歩き回った。確かその時同じグループだったのはイタリア人とトルコ人だった気がする。

あれっ、いや、フランス人だったかな…あれ…

 

まぁいいや。とりあえずぷらぷらしまくった。

憧れのロンドンを他国の学生と一緒に観光。これは人生のピークだったかもしれない。今思い出してこれを書きながら泣きそうだ。そしてちびりそうだ…いや、ちびっているのか…

エロい…ロンドンの銅像はエロい…下にいるハゲは放っておくとして、エロい。

 

この銅像が撮影スポットであるにもかかわらずそこから逆を撮っているこのハゲは何者なのだ…才能を感じる…皆と同じことはしたくないのだろう…

 

だが、こんなことをしているうちに、時間が近づいていた。この時間には戻るようにとあらかじめ伝えられていた。僕は時間に厳しいニッポンジン。遅れることは許されない。

 

つたない英語で僕は仲間に伝えた。そろそろ戻ったほうがいい、と。

 

他の皆も、「あ、そっか」的な感じになった。

 

だが、そこは日本人との違いなのだろう。それはわかっていても戻ろうとしない。楽しくなってきちゃっているのだ。困った。

 

僕は時間に遅れたくない。早く戻りたい。初日から変な感じになりたくない。少しずつ苛立ち始めた。だが他の二人は楽しそうだ。何回も言って気分を悪くさせたくもないし、せっかちなやつとかも思われたくない。

でも僕は日本人。遅れたくない。

 

なんだかんだそこからだいぶ時間がたった気がする。やっと皆戻る気になってくれた。

 

まぁでも彼らがこんな感じなのはきっと、外国人というのはこういうもので僕ら日本人が時間を気にしすぎなのだろう、きっと他のグループも同じようなもんで、先生方もそれはわかっているのだろう、海外まで来て何を俺は焦ってるんだ、と自分に言い聞かせた。

 

 

 

 

 

(・ε・)

 

 

 

 

 

もうみんな戻ってたよね〜

 

 

そう、圧倒的に僕らが最下位だった。さすがに他の二人も「あ、やべ」みたいな顔になっていた。日本人な感覚は間違っていなかったのだ。時間は大事である。

 

で、最後に、テスト結果を元にクラスが発表された。

僕は

 

Elementary

 

響きはかっこいい。

 

だがこれは初級という意味。へこんだ。初級って。やはり僕はちびっていたのか…

 

そんなこんなでロンドンの語学学校生活が幕を開けた。

 

つ・づ・く♡

 

次のお話はこちら>>ついに始まったロンドンの語学学校授業初日はカオスでちびりかけた







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