とにかく、海外が好きだ。
もともとはそこまでではなかったのだけど、一度行ったらハマってしまった。そのきっかけを作ってくれたのが、イギリスのロンドン。
学生時代に学校の旅行で訪れてから、一度本格的に住んでみたいとずっと思っていた。どこを歩いてもまさにザ・ヨーロッパ。街の全てがヨーロッパ。ヨーロッパの塊。
そんな街の雰囲気が、大好きだった
そんなロンドンにワーキングホリデー制度を利用して訪れるべく貯金をしていたのだが、ロンドンのワーキングホリデーは、抽選制だ。外れれば行く事ができない。そして、普通に外れた。完全に予想外。困った。
こうなると、次のチャンスはまた一年後。しかももしその一年後にまた外れれば、さらに一年待たなければいけない。この時点で20代後半に差し掛かっていた僕にとって、それは少し現実的ではない気がした。
できることなら早く行きたい。
そこで僕が出した答えは、ワーキングホリデーではなく、語学留学でロンドンに行くということ。ただ、ワーキングホリデーと違い仕事ができないため、長期で滞在する事は難しい。
だから4ヶ月という短期での語学留学に切り替えたのだった。もちろん本当はもっと住みたかった。ワーキングホリデーなら2年いれたはずなのだから。
まぁそれはしょうがないとして、やはりただ4ヶ月間だけ留学するだけではつまらない。だから4ヶ月の滞在後、一度帰国し、ワーキングホリデーを利用してまた別の国に行こうと考えたのだ。
海外ならどこでもいいというわけではなかったので、この結論に至るまでは悩んだ。
だけどそれでも海外で暮らしたいという夢は諦められなかったし、かといってロンドンの抽選に何回も挑戦できるほどの年齢的な余裕もない。
そこで、大好きなロンドンに一度留学して基礎的な英語を学び、次の国で仕事をしながら暮らしてみようと考えたのだ
ということで、エージェントにお世話になってロンドンの語学学校などもろもろ手続きし、2014年9月、僕はロンドンに渡った。9月にしたのは、9月からの4ヶ月間だとハロウィンやクリスマス、年越しイベントや正月など全ての大きなイベントが経験できると思ったから。
寒くなる時期ではあるので、海外の夏を満喫したいという人はもっと早い時期がいいかもしれない。でも個人的な感想ではあるが、ロンドンが本気を出すのは冬だと思っている。
街はイルミネーションで彩られ、公園は驚くほど本格的な遊園地に様変わりする。少しだけアトラクションができるという小さなものではない。せっかくロンドンに行くならこれは見ておかないと損、といっても大げさではないほどだ。
ちなみに、「ハリーポッター」が好きな人はまさにロンドンは行くべき国であると勝手に思っている。僕は本で全巻読んで映画も全部観てるくらい、そこそこキモめなハリポタオタクだ。
あ、別にハリポタオタクをキモイと言っているのではなく、僕がキモいんです。いやキモくないけど。
でも、本当にハリーポッターが好きだ。他にもロンドンを舞台にした映画は、とにかく好きだ。その中でも特に好きなのが、「ノッティングヒルの恋人」
実際にロンドンの都心部に、舞台になった「Notting Hill」があるので、観たことある人や好きな人は絶対に行ったほうがいい。本当にワクワクする場所だ。
一応説明すると、「ノッティングヒルの恋人」は恋愛系である。「超有名女優と本屋のおじさんが恋に落ちる」というありえない系ラブストーリーが突然訪れる。
Notting Hillには主人公の青いドアの家も実際にある。映画が好きな人にはオススメなスポットなので、興味がある人は行ってみることを全力でおすすめします。
とりあえずそんな僕の海外生活が、このロンドンから始まっていく…。
次のお話はこちら>>ロンドンで人生初のホームステイを経験した結果、とりあえず家にたどり着くまでが怖かった。
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