マチュピチュに向かうべく、僕はペルーのリマからクスコに飛んだ
そこで、まずは乗り合いのバンに乗るためにその乗り場に向かう必要があったのだが、行き方がよくわからなかった僕は流しのタクシーは怖かったこともあり空港から出ているタクシー乗り場へと向かった
そこで「タクシーに乗りたい」と伝えたところ、マチュピチュ行きの電車に乗る駅まで直接行けるよ、とのこと
お、まじかと思ったんだけど、これはその分結構なお金がかかってしまうのではないか思い、少し悩んだ
だけど、タクシーで直接行けるなら快適だし安心だろうと思いそれで行くことに
乗り合いのバンは何人も一緒に乗るし、運転も荒いという情報を事前にネットで仕入れていたから不安もあったのだ
そしてタクシーに向かおうとしたら、謎のおじさんに声をかけられた
あ、運転手さんかな?と思ったのだが、なんとありがたいことにそのおじさんは日本語が少し話せる人だったのだ
名前はアルベルト
それでタクシーに乗ったわけだが、アルベルトは運転手ではなかった
運転手は別にいて、アルベルトは助手席に
この時点では何だかもう胡散臭さしかないわけだが、日本語話せるし空港からのタクシーだし大丈夫だろうと思ってとりあえず進んでもらった
このアルベルトの正体はわからないがとりあえず、とても親切だった
これまでも他の日本人観光客の案内なども手伝っているようで、その証拠として日本人観光客と一緒に写っている写真を見せてきた。「安心してねー」みたいなことも言ってた。…気がする
マシュピチュ行きのチケットは持ってるのか?とか聞かれたので、予約はしてあるが印刷はしていないと言ったらその印刷までしてくれた。神かな
マチュピチュに入るにはチケットが要るんです。
さらに、困ったことがあったら連絡してねと電話番号を書いた紙までくれた。もちろんペルーでSIMカードなんて買っていないから電話なんかできないのだけど
で、途中でそのアルベルトは降りて、タクシーの運転手と二人で駅まで向かうことに。ちなみにその駅はオリャンタイタンボという名前の駅だ
クスコは南米感満載。こういうところにくるのは初めてだったからすごい刺激的だった。まさか自分がここに訪れる日が来るなんて全く思っていなかった
ここクスコはインカ帝国の首都ですからね
ですからねって言っても正直あまりよくわからないのだけど
本当はヨーロッパみたいな街並みが一番好きだけど、これはこれでなんかいい。住めるかと言われたら住めません
で、運転手さんと二人でオリャンタイタンボに向かったわけだけど、まぁやはり運転が荒い。すんごい怖い。どのくらい怖かったかっていうと、すんっっゲェ怖かった
デヴィ夫人が100mを10秒台で走っているところを想像して欲しい。そのくらい怖かった
少しでも前の車が遅いと判断したら無理やり抜こうとする。いつか衝突するんじゃないかと思ってとりあえず自分の体の横に荷物をおいて少しでも衝突した際の衝撃を柔らげようとした。エアバッグ的な
そんな中、なんか急に運転手に電話がかかってきて、僕にその電話の相手と話せと言ってきた。なんか英語でいろいろ説明された。頑張って聞き取ってみると、何やらツアーに参加しないかと…
このタイミングで?
でもそんなに資金も余裕がなかったし、一度断った。でも運転手さんによると、電車の時間よりもだいぶ早く着いちゃうからめちゃめちゃ暇になるよと…
そんでパンフレットのようなものを渡された。まずい、このままではうまく言いくるめられて余分にお金を使ってしまう
そうはいかないぜ!と思いながら、結局そのツアーに行くことにした
押しに弱いからすぐにお持ち帰りされちゃうタイプです。されたことないけど。されたい
そしてここから、運転が荒い運転手さんと二人きりのツアーが始まるのだ
次のお話はこちら>>謎の絶景、ペルーのマラス!なにここ。
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